2016/11/19



いわきの空から、、。

過去から現在、この場所から、人それぞれの様々な営みの記憶に繋げる、、。忘却の彼方に浮かぶ面影は、私自身でもあり、また他者であるのかもしれない。時空を超えて現れる者達が重なり、歴史が繰り返される事の意味を問う。

広島、長崎、福島、この場所で起きた出来事を地平線と空に置き換え、影におくる。

この冒頭の文は、私の玄玄天ステートメントですが、今回、如何に進行中のシリーズを、この場所に繋げていけるか?がテーマでもありました。今までに無い難しい空間での展示でしたが、作品の視覚的なイメージと場所との関係は以外にも共鳴していたように思います。
ただ、作品のイメージとして扱った人物達と、自分が訴えかけようとしている狙いとの結びつきやメッセージがどれだけ伝えられているかは、まだまだ改善の余地があると思いました。

遅くなりましたが、改めて実行委員会の皆さま、大変お世話になりました。そして、いわきの皆さま、ご観覧の皆さま、参加作家の皆さま、ありがとうございました。

2016/10/15

玄玄天





展示のお知らせです。
福島県いわき市の街中を使い、数十名のアーティストが様々な場と関わり作品を発表します。展示だけではなく様々なイベントも開催予定です。あの震災以降、今年で3回目のプロジェクトですが、復興という意味合いだけではなく、地方都市としては珍しい独特の流れがある、いわき市のアートシーンを垣間見れる機会です。是非機会がありましたらお立ち寄りください。






2016/08/03

京都での展示、終了しました。


先日16日に京都でのグループ展、個展が終了致しました。
まだ関西圏での発表は未知数ですが、このご縁を大切にしていきたいと思います。
特に個展に関しては限られた中での小さい空間、今まで大きな空間での展示が多かった自分にとってある意味新鮮でした。
長い期間ですがアポイント制という不親切な「いや欧米ではこのスタイルも多いですが、、。」システムで、抵抗感があった方も多かったかもしれません。でも来て頂いた方とじっくり向き合い、お話が出来るのは良かったと思います。

お越し頂いた皆様、ありがとうございました。
次は福島県いわき市でのプロジェクトです。








2016/07/02

旅立ち、、、。















                                         
あるコレクターの方にご縁があり、作品が私の所から旅立つことになりました。
心から気に入って頂いて、作品を自分以外の方に所有して頂くことは作品が手元から無くなる寂しさはありますが、自分の世界感を共有して頂く方が増える様で嬉しく思います。

この作品を制作していた時の事を思い出します、、。様々な日常と向かい合い闘い、日々アトリエで作品と対話して思考を紡いでいく様な制作。膨大な時間を費やして生まれていく作品は正に私の生きる証、、。

そんな作品を求めて頂く事を心から嬉しく思います。



2016/05/19

「ここにもアートかわぐち」終了しました。







2ヶ月にわたり開催された「ここにもアートかわぐち」14日をもちまして無事終了致しました。 今回は展示だけでなくワークショップも行い、様々な視点から作品の方向性を考える事が出来たのは貴重な経験でした。また、ギャラリーという規制の枠から出ることによって、このシリーズの社会性を改めて考え直す切っ掛けにもなり、アトリアスタッフの皆様には大変お世話になりました。そして、お越し頂いた皆様、また一緒頂いた参加アーティストの皆様、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

アトリア学芸員、秋田美緒さんによるアトリアブログで、今回の展示紹介が見れます。
http://atlia.exblog.jp/25440741/

次は京都での発表、そして福島県いわき市での発表を控えております。3.11以前も福島では何回か発表でご縁がありましたが、場所柄、よりこの場で発表する事、表現する事の意味を根本的に問われる機会になるのではないかと思っております
http://gengenten.com




2016/05/13

ここにもアートかわぐち


開館10周年記念事業第1弾/平成28年春の企画展
3月から始まりました「ここにもアートかわぐち」いよいよ今週14日迄になりました。

広場を怪しく人影?がみつめております、、。

〈ここにもアートかわぐち〉
2016年3月19日(土)〜5月14日(土)
会場:川口市立アートギャラリー・アトリア、川口駅前複合施設「キュポ・ラ」内各所
川口市立グリーンセンター








2016/04/11

ワークショップ予行演習




先日は17日に予定しているワークショップの予行演習を行いました。

影絵から如何に展開していくかミーティング、可能性を探っていく中で、改めて自分の

制作の原点に触れるようで、色々と考えさせられました。

そして、、単純に影絵遊びは面白いと思いました。

「色の影で自分を描こう」http://www.atlia.jp/ws_lecture/